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イグアス次郎
参加者私が考えるIBM iのTCP/IP推奨設定は以下の通りです。
① CFGTCPの12番、TCP/IPドメインを以下のように設定する。
1) 自ホスト名+(社内で使用しているTCP/IPドメイン名)を設定する。
( この時の自ホスト名は、DSPNETAの省略時のローカル・ロケーション名です。)
2) ホスト名検索優先順位は、*LOCALを推奨する。
3) 社内のドメイン・ネーム・サーバー(DNS)のアドレスを聞き設定する。
( Windows ADサーバーが社内のDNSサーバーである事が非常に多い為、
ADサーバーにIBM iの自ホスト名を登録することを推奨します。
また、外部DNSでのアドレス解決が必要な場合、8.8.8.8GoogleDNSなどを利用)
② CFGTCPの10番、TCP/IPホスト・テーブル項目の設定について
1) CFGTCPの12番で設定した自ホスト名が存在するように、アドレスを設定する。
推奨は、自ホスト名と自ホスト名+(社内で使用しているドメイン名)の二つを
設定。
2) このホスト名は、社内ネットワーク上で重複させてはならない。
※IBM iのコマンドラインで PING 自ホスト名で、アドレスが解決することを
確認願います。イグアス次郎
参加者物理サーバー型のハードウェア管理コンソール (HMC)はUPSから直接信号を
受け取れませんので、他のサーバーがUPSから信号を受け取った際に、
HMCへシャットダウンコマンドをShellで投入する仕組みを設定すれば可能で、
HMC側にhmcshutdownと言うコマンドが用意されてあり、これを開始すれば
シャットダウンします。イグアス次郎
参加者その後、返信も無い様子ですが、一つだけ補足させて下さい。
ローカルデータベース名(自分自身のデータベース名)は
リレーショナル・データベース・タイプ=*LOCALを持ち、
ネットワーク属性の省略時のローカル・ロケーションから
作られ、複数持つことは出来ません。
何か理由があり、リモートシステムのデータベースを
リモートのローカル・ロケーション名以外の名前で、
接続したい場合、WRKRDBDIREにて別名を設定する事が
出来ます。
ADDRDBDIRE RDB(相手RDB名 RDB別名) RMTLOCNAME(相手LOC名 *IP)作成したRDB別名を使用し、接続することが出来ます。
イグアス次郎
参加者電源オンおよび電源オフ・タスク(GO POWER)で使用しているQSYS/QEZPWROFFP(CL)を、
リトリーブ(RTVCLSRC)してソース編集を行い、コンパイルを行いプログラムを置換します。
(修正ミスやバージョンアップを考慮し、置換前後のソースをバックアップして下さい。)
この方法で対応出来ます。イグアス次郎
参加者まだ、返答が無いので、念の為にWRKRDBDIREの例を提示します。
(ローカル側しか提示していませんが、リモート側はLOCALSYSをREMOTSYSに
読み替えて作成してください。)
ローカルからリモートへ接続(CONNECT)出来ます。
※ それでも出来ないならば、どこまで出来たのか、何がエラーになるのか
教えてください。
———————————————————
WRKRDBDIRE
リレーショナル・データベース・ディレクトリー項目の処理
位置指定. . . . . . . .オプションを入力して,実行キーを押してください。
1=追加 2=変更 4=除去 5=明細の表示 6=明細の印刷リモート・
OPT 項目 ロケーション テキスト
LOCALSYS *LOCAL
REMOTSYS REMOTSYS
———————————————————
リレーショナル・データベース項目の詳細の表示リレーショナル・データベース. . : LOCALSYS
リモート・ロケーション:
リモート・ロケーション. . . . : *LOCAL
タイプ. . . . . . . . . . . : *IP
ポート番号またはサービス名. . : *DRDA
リモート認証方式:
優先方式. . . . . . . . . . : *USRID
より低い認証の許可. . . . . : *ALWLOWER
保護接続. . . . . . . . . . . : *NONE
暗号化アルゴリズム. . . . . . : *DES
テキスト. . . . . . . . . . . . :リレーショナル・データベース・タ
イプ. . . . . . . . . . . . . : *LOCAL
———————————————————
リレーショナル・データベース項目の詳細の表示リレーショナル・データベース. . : REMOTSYS
リモート・ロケーション:
リモート・ロケーション. . . . : REMOTSYS
タイプ. . . . . . . . . . . : *IP
ポート番号またはサービス名. . : *DRDA
リモート認証方式:
優先方式. . . . . . . . . . : *USRID
より低い認証の許可. . . . . : *ALWLOWER
保護接続. . . . . . . . . . . : *NONE
暗号化アルゴリズム. . . . . . : *DES
テキスト. . . . . . . . . . . . :リレーショナル・データベース・タ
イプ. . . . . . . . . . . . . : *REMOTE
———————————————————
STRSQL
SQLステートメントの入力SQLステートメるントを入力して,実行キーを押してください。
> CONNECT TO REMOTSYS
現在の接続相手はリレーショナル・データベースREMOTSYSである。
データベース管理機能によってセッション属性が変更された。
===>イグアス次郎
参加者返答が無いので、仮定で進めます。
OSバージョンはV7R4,累積PTFは今年の物を使用として、 構成例を提示します。
(ローカル側しか提示していませんが、リモート側はLOCALSYSをREMOTSYSに
読み替えて作成してください。LOCALSYSをREMOTSYS、IPを172.16.0.182を
172.16.0.183 にリモート分を読み替えて作成、KAISYAは自社名に変更します。)
ローカルとリモートを作成後、名前でPINGが通れば、CRTDDMF 出来ます。
例 CRTDDMF FILE(*FILE/*LIB) RMTFILE(*LIB/*FILE) RMTLOCNAME(‘REMOTSYS’ *IP)
作成出来たDDMFを使用し、リモートにDFUなどで追加変更できればOKです。
後は、WRKRDBDIRE でサーバー登録すればSQLでアクセス出来ます。
必要に応じてADDSVRAUTEで権限を与えてください。————————————————————-
ネットワーク属性表示 (DSPNETA)
システム: LOCALSYS
現行システム名. . . . . . . . . . . . . . . . . : LOCALSYS
保留中のシステム名. . . . . . . . . . . . . . :
ローカル・ネットワークID . . . . . . . . . . . : APPN
ローカル制御点名. . . . . . . . . . . . . . . . : LOCALSYS
省略時のローカル・ロケーション. . . . . . . . . : LOCALSYS
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TCP/IPインターフェースの表示
システム: LOCALSYS
IPアドレス. . . . . . . . . . . . . . . . . : 172.16.0.182
サブネット・マスク. . . . . . . . . . . . . . : 255.255.0.0
回線記述. . . . . . . . . . . . . . . . . . . : ETH01
仮想LAN ID . . . . . . . . . . . . . . . . . : *NONE
別名. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . : LOCALSYS
————————————————————-
TCP/IPドメインの変更 (CHGTCPDMN)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
ホスト名 . . . . . . . . . . . ‘LOCALSYS’
ドメイン名 . . . . . . . . . . ‘KAISYA.LOCAL’
ドメイン検索リスト . . . . . . *DFT
ホスト名検索優先順位 . . . . . *LOCALドメイン・ネーム・サーバー:
IPアドレス . . . . . . . . . ‘8.8.8.8’
IPアドレス . . . . . . . . . *SAME
IPアドレス . . . . . . . . . *SAME
————————————————————-
TCP/IPホスト・テーブル項目の処理
システム: LOCALSYS
オプションを入力して,実行キーを押してください。
1=追加 2=変更 4=除去 5=表示 7=名前の変更
OPT IP アドレス ホスト名
::1 IPV6-LOOPBACK
IPV6-LOCALHOST
127.0.0.1 LOOPBACK
LOCALHOST
172.16.0.182 LOCALSYS.KAISYA.LOCAL
LOCALSYS
172.16.0.183 REMOTSYS.KAISYA.LOCAL
REMOTSYS
————————————————————-
DDM TCP/IP属性の変更 (CHGDDMTCPA)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
サーバーの自動開始 . . . . . . *YES
最低の認証方式 . . . . . . . . *USRID
最低の暗号化アルゴリズム . . . *DESイグアス次郎
参加者こんにちは、イグアス次郎です。
区画間のDRDAと言うとSQLでのアクセスをテスト
したいのでしょうか?
まず、区画1(ローカル)区画2(リモート)として、
各々のOSバージョンと.累積PTFが新しいか確認させて下さい。
【移行】と言う言葉が出ているので、自己IPアドレス、自己システム名
(制御点名)が、ローカル/リモートが異なる値になっているでしょうか?
DRDAと言うより、DDMでアクセス出来る事を目指しませんか?イグアス次郎
参加者一括HLDは「HLDJOBSCDE JOB(*ALL) ENTRYNBR(*ALL)」で可能です。
元に戻す方法ですが、一括HLDの前にジョブスケジューラーオブジェクト
(QUSRSYS/QDFTJOSCD)をSAVFなどに保管しておき、元に戻すタイミングで
ジョブスケジューラーオブジェクト(QUSRSYS/QDFTJOSCD)を復元する事で
可能です。イグアス次郎
参加者権限のあるユーザーでサインオン後、コマンドラインより
WRKHDWRSC *PRC
資源名「CEC01」に 7(=資源明細の表示)を
入力すると確認できます。
—–<画面イメージ>
プロセッサー資源の処理
システム: XXXXXXXX
オプションを入力して,実行キーを押してください。
7=資源明細の表示 9=資源属性の処理OPT 資源 タイプ型式 状況 テキスト
7 CEC01 9105-41B 操作可能 主カード格納装置
PN01 6B85 操作可能 システム・コントロ
PN02 6B86 操作可能 システム・コントロ
MP01 5C88 操作可能 システム・プロセッ
MP02 5C88 操作可能 システム・プロセッ
MP03 5C88 操作可能 システム・プロセッ
MP04 5C88 操作可能 システム・プロセッ
SP01 6B58 操作可能 サービス・プロセッ
BCC02 操作可能 バス・アダプター
BCC03 操作可能 バス・アダプター
BCC04 2E40 未検出 バス・アダプター
MS01 329A 操作可能 16384MB主記憶装置カ
MS02 329A 操作可能 16384MB主記憶装置カ
MS03 329A 操作可能 16384MB主記憶装置カ
MS04 329A 操作可能 16384MB主記憶装置カ
終わり
F3=終了 F5=最新表示 F6=印刷 F12=取り消し————————————————————————–
資源明細の表示
システム: XXXXXXXX
資源名. . . . . . . . . . . : CEC01
テキスト. . . . . . . . . . : 主カード格納装置
タイプ型式. . . . . . . . . : 9105-41B
製造番号. . . . . . . . . . : 78-4E3E1
部品番号. . . . . . . . . . :
プロセッサー機構コード. . . : EPG0
プロセッサー機構. . . . . . : EPG0位置. . : U9105.41B.784E3E1
終わり
続行するには,実行キーを押してください。F3=終了 F5=最新表示 F6=印刷 F12=取り消し
イグアス次郎
参加者権限のあるユーザーでサインオン後、コマンドラインより
WRKHDWRSC *CMN
と入力すると確認できます。
—–<画面イメージ>
通信資源の処理
システム: XXXXXXX
オプションを入力して,実行キーを押してください。
5=構成記述の処理 7=資源明細の表示OPT 資源 タイプ 状況 テキスト
CMB03 6B03 操作可能 通信プロセッサー
LIN02 6B03 操作可能 通信アダプター
CMN01 6B03 操作可能 通信ポート
CMB04 268C 操作可能 複合機能IOP
LIN03 6B26 操作可能 通信アダプター
CMB05 6B03 操作可能 通信プロセッサー
LIN01 6B03 操作可能 通信アダプター
CMN02 6B03 操作可能 通信ポート
CMB07 576F 操作可能 通信プロセッサー
LIN04 576F 操作可能 LANアダプター
CMN03 576F 操作可能 イーサネット・ポート
CMN04 576F 操作可能 イーサネット・ポート
CMN05 576F 操作可能 イーサネット・ポート
CMN06 576F 操作可能 イーサネット・ポート
CMB08 268C 操作可能 通信プロセッサー
続く…
F3=終了 F5=最新表示 F6=印刷 F12=取り消し
—–
ここで表示される「タイプ」は製品のFCではなく、CCINと呼ばれるFCに
付随する製品番号ですので、ご注意ください。
また、障害情報にPTF等の適用の指示があった場合は、PTFの入手/適用に
ついては販売店にご相談願います。イグアス次郎
参加者今度は日次のバックアップの件ですね。
はい、RDXの場合、階層型の記憶をすることが出来ますので、大容量のメディアを使用
することにより、1つのRDXの中に、月曜日、火曜日・・・と分けて保存することが
出来ます。具体的には、SAVLIB時にOPTFILE パラメーターを使用します。
例)曜日毎の保管例
月曜の保管:SAVLIB LIB(LIBA) DEV(RMS01) OPTFILE(‘/MON’) CLEAR(*REPLACE)
火曜の保管:SAVLIB LIB(LIBA) DEV(RMS01) OPTFILE(‘/TUE’) CLEAR(*REPLACE)イグアス次郎
参加者ホスト区画のフルバックアップを取得すると、クライアント区画のディスク部分も
バックアップされますが、クライアント区画のみの復元の場合、こちらの方法で
取得したバックアップからは復元できません。
クライアント区画のみ復元をする場合は、クライアント区画でバックアップを
取得して下さい。イグアス次郎
参加者また、クライアント仮想装置 (光ディスクおよび磁気テープ)として使用できます。
https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=storage-client-virtual-devices-optical-tapeイグアス次郎
参加者はい、Host区画に接続したRDXはClient区画からクライアント仮想装置として使用可能です。
参照:取り外し可能大容量記憶 (Removable Mass Storage (RMS))
https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=solutions-removable-mass-storage-rmsイグアス次郎
参加者SPIKAさん、IBMに確認しました。
過去、PTF適用でCMDの初期値が変更された事がなくとも、
今後変更されないとは言えない、との事でした。
可能性は非常に低いが、万一を避ける為にも、予め準備
して欲しいとの事でした。
確認できましたので、前言は撤回します。
また、IBMより、以下を推奨されましたので、追記します。
–「
PTF適用も含めリリースアップなどに備えるため
IBM提供コマンドのデフォルト値を変更する場合には、
ユーザー・ライブラリーへCRTDUPOBJで複製を作成し、
その複製したコマンドを変更するようお勧めしております。
詳細は下記URLをご参照ください。
CL コマンドのデフォルト変更
https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.4?topic=program-changing-cl-command-defaults
」– -
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