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2026.09.02
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IBM iとクラウドをどう安全につなぐ?
DataSpider Servistaで実現する連携基盤の標準化

IBM iとクラウドをどう安全につなぐ?<br />DataSpider Servistaで実現する連携基盤の標準化

寄稿:株式会社セゾンテクノロジー

IBM i資産を活かしながらクラウド活用を実現する
DataSpider Servistaを用いたデータ連携基盤構築

DX推進やクラウド活用が進む中、多くのIBM iユーザー企業では「基幹システムはそのまま活かしたいが、新しいシステムとの連携をどう実現するか」という課題に直面しています。特に長年運用してきたシステム環境では、システム連携の複雑化や性能面の課題が顕在化しやすく、クラウドサービスの導入を機に抜本的な見直しが求められるケースも少なくありません。

一方で、現状に大きな問題がなく安定して運用できているのであれば、現行環境をそのまま継続利用することは合理的な選択肢の一つであり、IBM i上のDb2 for iに蓄積された業務データを、社内のさまざまな部門で活用したいというニーズも高まっています。さらに、基幹システムに蓄積された重要なデータを、安全かつ容易に他システムと連携し、業務改善や意思決定に活用できる環境づくりも求められています。

実現の鍵を握るのが、クラウドサービスやBIツールとのデータ連携です。これまでIBM i環境内で利用されることが中心だったデータを、オープンな環境へ安全に連携することで、現場部門でもリアルタイムにデータを活用できるようになります。その結果、業務の効率化だけでなく、迅速な意思決定や新たな価値創出にもつながります。

課題1 システム間連携の仕組みや運用方針がバラバラ

企業がシステム導入のたびに個別の連携手段を採用してきた結果、多くの場合、以下のように様々な方式が混在しています。

  • FTPによるファイル連携
  • 独自開発したバッチ処理
  • 手作業によるデータ受け渡し
  • 部門ごとに異なる運用ルール

IBM iユーザーの環境でも、長年にわたるシステム改修や機能追加によって連携方法が複雑化し、全体を把握できている担当者が限られているケースがあります。その結果、以下のような問題が発生します。

  • 障害発生時の原因特定に時間がかかる
  • システム追加時の影響範囲が見えにくい
  • 運用負荷が増大する
  • 属人化が進む

課題2 大量データ処理時のパフォーマンス問題

データ量の増加に伴い、従来のデータ連携の方法では性能面の限界が見えてくることがあります。例えば、以下のようなケースです。

  • 数万件単位のデータ処理を実行する
  • 大容量ファイルを受け渡す
  • 複数システムへ同時にデータを配信する

このような運用では、処理のたびにメモリーの使用量が増大し、パフォーマンス低下を招く場合があります。その結果、処理時間が長期化し、当然ながら以下のような問題が生じます。

  • 業務開始時間までに処理が終わらない
  • バッチ処理が途中で停止する
  • 運用監視の負担が増える

企業がDXを推進する際には、大量データの安定した処理が不可欠なので、これらの問題を解決しなくてはなりません。

課題3 クラウドサービスへの移行に伴うオンプレミス連携

業務アプリケーションを、これまで利用してきたオンプレミス環境からクラウドサービスへの移行を検討する企業が増えています。

しかし、移行先がクラウドサービスになった場合でも、基幹システムはIBM iをはじめとするオンプレミス環境で稼働し続けるケースが一般的です。

そのため、クラウド上の業務アプリケーション、オンプレミス上の基幹システム、各種データベースをシームレスに連携させる仕組みが必要となりますが、個別開発による連携では、開発コストの増加、運用負荷の増大、セキュリティー対策の複雑化といった課題が発生します。

さらに、IBM i内に蓄積されたデータをクラウドやBIツールで活用したい場合も、安定したデータ連携基盤が欠かせません。

解決策

これら3つの課題を解決する方法として有効となるのが、50種類以上のサービスに対応した接続アダプタを提供し、直感的な操作でデータ連携を実現するDataSpider Servistaです。

DataSpider Servistaは、IBM iをはじめとする様々な基幹システムとクラウドサービスをつなぎ、システム間のデータ連携を一元化できるソリューションです。

DataSpider Servistaとは

ノーコード、ローコードで連携処理を構築

システム連携の仕組みを構築する際、個別プログラムの開発や専門スキルを持つ技術者への依存が課題となるケースがあります。

DataSpider Servistaは、GUIベースの開発環境を採用しており、ノーコード、ローコードでデータ連携処理を構築できます。

また、将来的なクラウド活用や業務拡張に伴うシステム追加や連携先変更にも柔軟に対応しやすいデータ連携基盤を構築できます。

連携方式を標準化し運用負荷を削減

従来は部門や業務ごとに異なっていたシステム連携をDataSpider Servistaへ集約することで、以下を実現できます。

  • 連携処理の可視化
  • 運用ルールの統一
  • 属人化の解消
  • 保守性の向上

大量データにも対応する安定した処理性能

DataSpider Servistaは企業間・業務システム間連携で多数の導入実績を持ち、大量データ処理にも対応可能です。

「数万件規模のデータ処理」「定期バッチ処理」「リアルタイム連携」を安定して実行できる環境をDataSpider Servistaで構築できます。

オンプレミスとクラウドをシームレスに接続

オンプレミスの移行先として採用されるクラウドサービスと、既存のIBM i環境を連携することで、「基幹業務はIBM iで継続」「周辺業務はクラウド活用」「データは自動連携」というハイブリッド環境を実現できます。

基幹システムを全面刷新することなく、段階的なモダナイゼーションを推進できる点もDataSpider Servistaの大きなメリットです。

DataSpider Servistaは、Db2 for i に対応

DataSpider Servistaは、Db2 for i(AS/400、IBM i)上のデータを読み書きできる接続アダプタを用意しています。これにより、Db2 for iに蓄積された受発注情報や在庫情報、顧客情報などのデータを、クラウドサービスや他システムへ連携できるため、既存資産を活かしたデータ活用が実現します。

また、基幹システムの大規模な改修を行うことなく、IBM iを中心としたハイブリッド環境を構築できる点も大きな特長です。

IBM iユーザー企業がクラウド活用を進める上で重要なのは、「システムを入れ替えること」ではなく、「システム同士をつなぐこと」です。

  1. バラバラな連携方式の統一
  2. 大量データ処理時の性能改善
  3. ラウド連携基盤の確立

これらの課題に対し、DataSpider Servistaは有効な解決策となります。

既存のIBM i資産を活かしたデータ連携基盤の構築をお考えの際はDataSpider Servistaをご検討ください。

関連リンク(株式会社セゾンテクノロジー)

筆者

株式会社セゾンテクノロジー
製品担当

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