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IBM i 技術解説 IBM i 技術解説
2026.05.15
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【IBM Bob】IBM Bob よくある質問(FAQ)

【IBM Bob】IBM Bob よくある質問(FAQ)

本記事は、株式会社イグアスが公開している『エンタープライズ向けAIコーディング・エージェント「IBM Bob」』の掲載内容の一部を再構成したものです。(編集部)

IBM i 開発の常識を変えるIBM Bobとは?
基本情報
Q 01 IBM Bobとは何ですか?
IBM Bobは、AI SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル)パートナーです。既存のワークフローを拡張し、実際のコードベースを理解・計画・改善しながら、各ステップで開発者がコントロールを維持できるよう積極的な洞察を提供します。
主な機能として、コード生成、リファクタリング・デバッグ、ドキュメントの作成・更新、コードベースへの質問対応、タスク自動化、ファイル・プロジェクトの作成が含まれます。SaaS型で提供され、開発者のIDE(Bob IDE)およびターミナル(Bob Shell)に直接統合されます。

IBM と Anthropic(LLM「Claude」)のテクノロジーを融合し、高い信頼性・安全性のもとでコード生成の生産性と本番運用の信頼性を確保しています。

Q 02 現在の提供状況・プランを教えてください。
IBM Bobは正式リリース済みのSaaSサービスです。bobcoins(リソースユニット / RU)を消費する従量課金モデルで、以下の4つの有償プランと無償トライアルが提供されています。法人向けはBob Enterpriseでのご提供が主となります。
主な機能として、コード生成、リファクタリング・デバッグ、ドキュメントの作成・更新、コードベースへの質問対応、タスク自動化、ファイル・プロジェクトの作成が含まれます。SaaS型で提供され、開発者のIDE(Bob IDE)およびターミナル(Bob Shell)に直接統合されます。
プラン 月間bobcoins リソースユニット 主な特長
Bob Pro 40 1RU 基本機能
Bob Pro Plus 160 1RU 基本機能
Bob Pro Ultra 500 1RU 基本機能
Bob Enterprise 100/RU
(プール制)
複数RU取得可 詳細使用レポート
チームクォータ管理
SSO統合

無償トライアル: IBM Bob Free Trial は40 bobcoins・30日間・1回限り利用可能。
期限後に継続する場合は有償プランへの切り替えが必要です。
登録:https://www.ibm.com/products/bob

Q 03 どのプログラミング言語に対応していますか?
モダン言語と既存(レガシー)言語の双方に対応しており、環境やコーディングスタイルに合わせて自動的に適応します。
  • モダン言語:Java、Python、JavaScript、TypeScript、Go、C++、Kotlin、Bash
  • レガシー言語(IBM i など):RPG、COBOL、PL/SQL
仕組み・動作
Q 04 IBM Bobはどのように機能しますか?
IBM Bobは大規模言語モデル(LLM)を使用してリクエストを理解し、アクションに変換します。チャットインターフェースを介して指示を与え、Bobが提案するアクションを確認・承認してから実行する形で作業を進めます。
  • ファイル操作:プロジェクト内のファイルの読み書きが可能です。
  • コマンド実行:ターミナルでコマンドを実行します(Bob Shell 使用時)。自動承認設定も可能ですが、本番環境では慎重な運用を推奨します。
  • Web閲覧:有効な場合、Web上の情報を参照できます。
  • 外部ツール連携(MCP):Model Context Protocol(MCP)を介して外部ツールやサービスと連携できます。
Q 05 使用するAIモデルを自分で選択できますか?
いいえ。IBM Bobは、タスクの複雑さ・必要な機能・コスト効率に基づいて、各タスクに最適な言語モデルを自動的に選択します。このインテリジェントなルーティングにより、リソース使用を最適化しながら高品質な応答を得られます。
  • タスクの複雑さ:シンプルなタスクには高速でコスト効率の高いモデルを使用します。
  • 必要な機能:専門的なタスクは特定の強みを持つモデルにルーティングされます。
  • コンテキストサイズ:大規模なコードベースには拡張コンテキストウィンドウを持つモデルが使用されます。
Q 06 IBM Bobの動作をカスタマイズできますか?
はい、さまざまな方法でBobの動作をカスタマイズできます。
  • カスタムルール:全モードに共通する一般指示や、モード固有の指示を設定できます。
  • カスタムモード:カスタマイズされたプロンプトとツール権限を持つ独自モードを作成できます。
  • Bobルール:プロジェクトルートの .bob/rules/ フォルダーにMarkdownファイルを作成して追加ガイダンスを提供できます。
  • 自動承認設定:Bobが実行するアクションを自動的に承認する設定が利用できます。
主要機能
Q 07 IBM Bobの主な機能は何ですか?
「Planning to Production(計画から本番まで)」をカバーする5つの主要機能を提供します。
  • Software Journey:開発者の意図を解釈しコードを実行可能なToDoリストに変換。Plan / Code / Ask / Advanced の各モード対応。
  • Shift Left(シフトレフト):コーディング中に脆弱性やコードの問題をリアルタイム検出。すぐに適用できるパッチを提供します。
  • Literate Coding:平文の指示をコードが属する場所に記述するだけで動作するAI支援自然言語プログラミング。
  • Java Upgrades:Java 8 → 17以降へのアップグレード、JSF・StrutsからReact/Angularへのフレームワーク移行を自動化。
  • Bob Shell & DevOps:ターミナル動作のエージェントCLI「BobShell」でデプロイ・設定・セキュリティ対応を支援。Terraform / Ansible Playbook を自動生成。
Q 08 IDEはどの環境に対応していますか?
MacOS、Windows、Linuxに対応しており、一般的なIDEおよびBobShell(ターミナル統合)をサポートしています。
  • 対応環境:MacOS / Windows / Linux / BobShell(CLI)
Q 09 コードレビュー機能はありますか?
はい。BobのエージェントコードレビューモードはLintツールを超えた機能を提供します。開発者の意図を理解した上で問題を早期に検出し、その理由を説明します。レビューを後工程のボトルネックから「プロアクティブで教育的なフィードバック」に変えることができます。
セキュリティー・プライバシー
Q 10 入力したプロンプトやコードはAIのトレーニングに使用されますか?
いいえ。IBMはユーザーのプロンプトをAIモデルのトレーニングデータには使用しません。推論パフォーマンス向上のため一時的にキャッシュされるのみです。
クライアントが自発的なフィードバック送信により別途許可しない限り、IBMはクライアントのコンテンツやモデルのOutputをファウンデーションモデルや埋め込みモデルのトレーニングに使用しません。
  • 対応コンプライアンス:FedRAMP / HIPAA / PCI

データ処理の詳細はIBMのDPA(Data Processing Addendum)をご確認ください:http://ibm.com/dpa

Q 11 セキュリティー・コンプライアンス機能について教えてください。
IBM SecureCodeツールと統合されており、「セキュリティーを後付けしない設計(Shift Left)」を実現します。コーディング中にリアルタイムで脆弱性やシークレット情報の漏洩を検出し、ビルド前に問題を解消します。以下のコンプライアンス要件への対応もサポートしています。

Bob Enterprise 限定:IBMが開発したカバードモデルのOutputが第三者の特許・著作権を侵害するクレームに対するOutput補償が付帯します(利用条件あり)。

パフォーマンスと実績
Q 12 IBM Bobを導入した際の効果はどのくらいですか?

イグアス社内検証結果:アプリケーション開発全体で38%の工数削減を実証(仕様書生成・コード生成・テストケース生成の各工程)

アクセスと試用
Q 13 IBM Bobを試すにはどうすればよいですか?
https://www.ibm.com/products/bob からIBM Bob Free Trial(40 bobcoins・30日間・無償)にお申し込みいただけます。POCや本格導入のご相談については、イグアスの営業担当者にお問い合わせください。

イグアスを通じたお問い合わせ・ご相談:https://krs.bz/iguazu/m/inq_ibmbob

モダナイゼーション対応
Q 14 Javaモダナイゼーションにはどの範囲まで対応していますか?
Java 8から17以降への自動アップグレード、StrutsやJSFからReact・Angular等のモダンスタックへのフレームワーク移行に対応します。マイグレーションにかかるコスト・時間・トークン数を可視化したMermaidダイアグラムも自動生成します。
Q 15 IBM i(RPG・COBOLなどのレガシー言語)のモダナイゼーションにも対応していますか?
はい、対応しています。主な対応内容は以下の通りです。
  • Fixed format RPG → Free format RPG 変換
  • OPM RPG → ILE RPG 変換・リファクタリング
  • 変数の自動命名、プロシージャ分割
  • 既存RPGアプリケーションの仕様書・Mermaidダイアグラム生成
技術・統合
Q 16 BobShellとは何ですか?
BobShellはターミナル上で動作するエージェントCLIです。Bobのすべての機能をターミナルから実行でき、アプリケーションのデプロイ・設定・セキュリティ対応を支援します。TerraformやAnsibleのPlaybookをAIガイダンス付きで生成します。
  • 対応コンプライアンス:FedRAMP / HIPAA / PCI
Q 17 MCP(Model Context Protocol)とは何ですか?独自のMCPサーバーを作成できますか?
MCPは、IBM Bobが外部サーバーと通信し、カスタムツールやリソースで機能を拡張できるプロトコルです(Model Context Protocol)。MCPを介することで、Bobの標準機能を超えた専用ツールやデータソースと連携できます。
独自のMCPサーバーを作成して、Bobにカスタム機能を追加することも可能です。watsonx OrchestrateのエージェントやMCPツールの構築にも活用できます。

詳細はSeismicページのチュートリアルをご参照ください(IBMビジネスパートナー専用):https://ibm.seismic.com/Link/Content/DCg4cRfBQ6V7G8TW3ppJ6XT8qcM3

Q 18 watsonx Orchestrate(WxO)との連携は可能ですか?
はい。IBM Bobを使ってwatsonx OrchestrateのエージェントやMCPツールを構築できます。
価格・調達
Q 19 価格体系はどうなっていますか?
IBM BobはSaaS型で提供され、bobcoins(リソースユニット / RU)を消費する従量課金モデルです。課金単位は Authorized User(利用ユーザー数)と Resource Unit(bobcoins)の2軸で構成されます。なお、オンプレミス提供は2026年第3四半期(3Q)に予定されています。
  • Bob Pro / Pro Plus / Ultra:月額サブスクリプション。SLAクレジット対象。基本機能のみ(詳細レポート・SSO等なし)。
  • Bob Enterprise:Authorized User + RU(1RU = 1,000 bobcoins)の組み合わせ契約。複数RU取得可能でチーム全体でプール利用。詳細使用レポート・チームクォータ管理・SSO統合・Output補償(第三者特許・著作権)が付帯。

イグアス ソリューションポータルの「イグアスセレクション26・春号」IBM Bobの最下部から若干上方にある「参考価格」をご覧ください。

サポート・連絡先
Q 20 テクニカルサポートはどのプランで利用できますか?
プランごとに以下のサポートが提供されます。
  • Free Trial:テクニカルサポートは対象外です。
  • Bob Pro / Pro Plus / Ultra(Basic Support):アクセス管理・請求・アカウント管理などの非技術的なサポートケースを起票可能。IBM Bob Community、製品ドキュメント、バーチャルアシスタントへのアクセスも含まれます。
  • Bob Enterprise:技術サポートを含む専用サポートが提供されます。重大度レベル・対応時間などの詳細はIBMサポートガイドをご参照ください。

セルフサービスリソース:

関連情報

IBM Bob向けのサービスメニュー

株式会社イグアスは、「イグアスAI駆動型開発サービス – IBM Bobシリーズ – 」を提供。6つのサービスで、AI駆動型開発を支えます。

  1. はじめてのIBM Bob 概要・操作トレーニングサービス
  2. IBM Bob 開発コーチング
  3. IBM Bob アプリケーション開発サービス
  4. IBM Bob アプリケーション保守サービス
  5. i-Cross API for AIエージェント 活用支援サービス
  6. PVS One for AIエージェント 活用支援サービス

「イグアスAI駆動型開発サービス – IBM Bobシリーズ – 」の詳細は、こちらでご確認ください。

関連リンク

IBM Bobに関する株式会社イグアスのニュースリリース

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