| Q 01 IBM Bobとは何ですか? |
|---|
| IBM Bobは、AI SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル)パートナーです。既存のワークフローを拡張し、実際のコードベースを理解・計画・改善しながら、各ステップで開発者がコントロールを維持できるよう積極的な洞察を提供します。 主な機能として、コード生成、リファクタリング・デバッグ、ドキュメントの作成・更新、コードベースへの質問対応、タスク自動化、ファイル・プロジェクトの作成が含まれます。SaaS型で提供され、開発者のIDE(Bob IDE)およびターミナル(Bob Shell)に直接統合されます。 IBM と Anthropic(LLM「Claude」)のテクノロジーを融合し、高い信頼性・安全性のもとでコード生成の生産性と本番運用の信頼性を確保しています。 |
| Q 02 現在の提供状況・プランを教えてください。 Update |
IBM Bob は正式リリース済みのSaaSサービスです。法人のお客様には IBM Bob Enterpriseプラン での提供が主となり、課金は次の3階建てで構成されます。
※ 個人・小規模チーム向けには Pro/Pro Plus/Ultra プランおよび無償トライアルも提供されています。無償トライアルのお申し込みは下記から可能です。 無償トライアルのお申込みhttps://bob.ibm.com/trial |
| Q 03 どのプログラミング言語に対応していますか? |
モダン言語と既存(レガシー)言語の双方に対応しており、環境やコーディングスタイルに合わせて自動的に適応します。
|
| Q 04 IBM Bobはどのように機能しますか? |
|---|
IBM Bobは大規模言語モデル(LLM)を使用してリクエストを理解し、アクションに変換します。チャットインターフェースを介して指示を与え、Bobが提案するアクションを確認・承認してから実行する形で作業を進めます。
|
| Q 05 使用するAIモデルを自分で選択できますか? |
いいえ。IBM Bobは、タスクの複雑さ・必要な機能・コスト効率に基づいて、各タスクに最適な言語モデルを自動的に選択します。このインテリジェントなルーティングにより、リソース使用を最適化しながら高品質な応答を得られます。
|
| Q 06 IBM Bobの動作をカスタマイズできますか? |
はい、さまざまな方法でBobの動作をカスタマイズできます。
|
| Q 07 IBM Bobの主な機能は何ですか? Update | ||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IBM Bobは「計画から本番まで(Planning to Production)」をカバーするAI SDLCパートナーです。主な機能は以下の通りです。
|
||||||||||||||||||||
| Q 08 最新バージョンでは何が強化されましたか? Update | ||||||||||||||||||||
IBM Bobは2026年6月に v2.0.0 をリリースし、以下が強化されました。
|
||||||||||||||||||||
| Q 09 Premium Package(有償の追加パッケージ)とは何ですか? Update | ||||||||||||||||||||
| 特定のプラットフォームや作業内容に特化した機能を追加する有償パッケージです。パッケージの種類は3つあり、それぞれ「Individual版」と「Enterprise版」が用意されています。いずれも1ユーザー分の利用権として追加します。 パッケージの種類
|
||||||||||||||||||||
| Q 10 動作環境はどの環境に対応していますか? Update | ||||||||||||||||||||
IBM Bob は MacOS / Linux / Windowsに対応し、各OS向けのインストーラーで導入します。ご利用開始には IBMid でのサインインが必要です。
※ macOS版は Apple シリコン(ARM)版と Intel 版に分かれています。 |
||||||||||||||||||||
| Q 11 コードレビュー機能はありますか? | ||||||||||||||||||||
| はい。BobのエージェントコードレビューモードはLintツールを超えた機能を提供します。開発者の意図を理解した上で問題を早期に検出し、その理由を説明します。レビューを後工程のボトルネックから「プロアクティブで教育的なフィードバック」に変えることができます。 | ||||||||||||||||||||
| Q 12 利用状況を管理・分析できますか?(Bobalytics) Update | ||||||||||||||||||||
はい。Enterpriseプランでは Bobalyticsにより、IBM Bobが開発業務にどう寄与しているかを可視化できます。
|
| Q 13 入力したプロンプトやコードはAIのトレーニングに使用されますか? Update | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| いいえ。お客様が自発的にフィードバックを送信して別途許可されない限り、IBM はお客様のコンテンツやモデルの出力を、基盤モデルや埋め込みモデルのトレーニングに使用しません。 なお、IBMはサービスの運用管理と品質改善のために、お客様のコンテンツおよびそこから得られる情報の一部を利用する場合があります。この利用は、お客様がいつでもオプトアウト(利用停止)できます。オプトアウトの手順は製品ドキュメントに記載されています。この場合においても、IBM が当該コンテンツを AIモデルの改善やトレーニングに使用することはありません。 IBM が利用する可能性のあるデータの種類の一覧は、製品ドキュメントで公開されています。 データ処理の詳細はIBMのDPA(データ処理追加条項)をご確認ください:http://ibm.com/dpa |
||||||
| Q 14 セキュリティー・コンプライアンス機能について教えてください。 Update | ||||||
| IBM Bobは「セキュリティーを後付けしない設計(Shift Left)」の考え方に対応しています。開発ライフサイクル全体にわたるセキュリティー機能をご希望の場合は、有償の追加パッケージ「Premium Package for DevSecOps」をご検討ください。同パッケージでは、自動スキャンとリアルタイムの修正対応、依存関係の分析と出自の追跡によるサプライチェーン保護、ポリシーに基づくガバナンスの適用が可能です。 なお、標準機能として、コマンド実行前のセキュリティー検査が行われます。以下のコンプライアンス要件への対応もサポートしています。
詳細はQ 15をご参照ください。 |
||||||
| Q 15 生成されたコードが第三者の著作権や特許を侵害した場合、保護されますか? Update | ||||||
IBM Bob Enterprise(およびそのPremium Package)では、生成された出力(Output)が第三者の特許または著作権を侵害しているとして第三者から請求を受けた場合、IBMがお客様を保護する義務の対象となります(Output補償)。対象となるモデルは、IBMが開発した生成モデルと、本サービスで提供される第三者開発の生成モデルの両方です。
生成AIを業務システムの開発に使う際、生成されたコードの権利関係は多くの企業で検討課題になります。この点に企業として備えるなら、Enterpriseプランのご検討をおすすめします。 |
||||||
| Q 16 AIが自動で作業を行う際、責任範囲はどうなりますか? Update | ||||||
IBM Bobはエージェント型AIの機能を含みます。以下の点はお客様の責任範囲となります。
IBM Bob は、提案された操作を開発者が確認・承認してから実行する仕組みを備えています。加えて、自動承認する操作の範囲設定、コマンド実行前のセキュリティ検査、変更内容の差分表示といった統制機能があり、人的監督を実務に組み込みやすい設計になっています。運用ルールの設計については、当社の開発コーチングサービスでもご支援可能です。 |
| Q 17 IBM Bobを導入した際の効果はどのくらいですか? |
|---|
|
イグアス社内検証結果:アプリケーション開発全体で38%の工数削減を実証(仕様書生成・コード生成・テストケース生成の各工程) |
| Q 18 IBM Bobを試すにはどうすればよいですか? |
|---|
| https://bob.ibm.com/trial からIBM Bob 無償トライアル(40 Bobcoin・30日間・無償)にお申し込みいただけます。(ダウンロードは https://bob.ibm.com/download)POCや本格導入のご相談については、イグアスの営業担当者にお問い合わせください。 イグアスを通じたお問い合わせ・ご相談:https://krs.bz/iguazu/m/inq_ibmbob |
| Q 19 Javaモダナイゼーションにはどの範囲まで対応していますか? Update |
|---|
| Java 8から25までのバージョンアップグレードを自動化します。あわせて、旧来のUI構成を最新のWebフレームワークへ刷新し、IBM WebSphere から IBM WebSphere Liberty へのリプラットフォームにも対応します。これらは統制の効いた一貫したワークフローの中で実行されます。
※ これらの機能は有償の追加パッケージ「IBM Bob Premium Package for Java Modernization」として提供されます。 |
| Q 20 IBM i(RPG・COBOLなどのレガシー言語)のモダナイゼーションにも対応していますか? Update |
はい、対応しています。IBM i 向けには専用の有償パッケージ 「IBM Bob Premium Package for i」 が提供されています。IBM i のアプリケーション開発に最適化されたモード・スキル・作業手順・コマンドを収録し、お客様の IBM i 環境への直接接続と、IBM i 製品ドキュメントの参照に対応しています。
|
| Q 21 BobShellとは何ですか? |
|---|
| Bob Shellはターミナル上で動作するエージェントCLIです。Bobのすべての機能をターミナルから実行でき、アプリケーションのデプロイ・設定・セキュリティ対応を支援します。TerraformやAnsibleのPlaybookをAIガイダンス付きで生成します。 |
| Q 22 MCP(Model Context Protocol)とは何ですか?独自のMCPサーバーを作成できますか? |
| MCPは、IBM Bobが外部サーバーと通信し、カスタムツールやリソースで機能を拡張できるプロトコルです(Model Context Protocol)。MCPを介することで、Bobの標準機能を超えた専用ツールやデータソースと連携できます。 独自のMCPサーバーを作成して、Bobにカスタム機能を追加することも可能です。watsonx OrchestrateのエージェントやMCPツールの構築にも活用できます。 詳細はSeismicページのチュートリアルをご参照ください(IBMビジネスパートナー専用):https://ibm.seismic.com/Link/Content/DCg4cRfBQ6V7G8TW3ppJ6XT8qcM3 |
| Q 23 watsonx Orchestrate(WxO)との連携は可能ですか? |
| はい。IBM Bobを使ってwatsonx OrchestrateのエージェントやMCPツールを構築できます。 |
| Q 24 価格体系はどうなっていますか? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IBM BobはSaaS型で提供され、Bobcoin(リソースユニット / RU)を消費する従量課金モデルです。法人のお客様には IBM Bob Enterpriseプラン での提供が主となり、課金は「ユーザー課金」「利用量課金」「Premium Package」の3階建てで構成されます。IBM Bob Enterpriseプランは、1,000RUパック単位のご購入となります。なお、オンプレミス提供は2026年第3四半期(3Q)に予定されています。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Q 25 Bobcoinの消費量はどのように見積もればよいですか? Update | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Bobcoinは、コード生成・ファイル操作・コマンド実行といった各作業に応じて消費される利用単位です。消費量や利用状況は管理機能で可視化・管理・設定できます。見積りには3つのアプローチがあります。
1日あたりの利用時間 × 月間稼働日数 × 1人あたりの時間あたり消費量 × 利用人数 = 月間Bobcoin消費量(概算) プロジェクト規模別の概算例(1日2時間・平日20日/月で計算)
チーム規模別の参考値(1人あたりの時間あたり消費量/Bobcoin)
|
| Q 26 テクニカルサポートはどのプランで利用できますか? |
|---|
プランごとに以下のサポートが提供されます。
セルフサービスリソース:
|
関連情報
IBM Bob向けのサービスメニュー
株式会社イグアスは、「イグアスAI駆動型開発サービス – IBM Bobシリーズ – 」を提供。6つのサービスで、AI駆動型開発を支えます。
- はじめてのIBM Bob 概要・操作トレーニングサービス
- IBM Bob 開発コーチング
- IBM Bob アプリケーション開発サービス
- IBM Bob アプリケーション保守サービス
- i-Cross API for AIエージェント 活用支援サービス
- PVS One for AIエージェント 活用支援サービス
「イグアスAI駆動型開発サービス – IBM Bobシリーズ – 」の詳細は、こちらでご確認ください。
関連リンク
- IBM Bob
- エンタープライズ向けAIコーディング・エージェント
- IBM BobでIBM iを使った作業
- IBM Bob ハンズオン完全ガイド:初級から中級まで自分のレベルに合わせて学ぼう
- 【Qiita記事まとめ】IBM BobをIBM i のために使ってみる
- IBM Bob Premium Package for iが提供するIBM iに特化した5つの機能
- レガシーコードの価値を次世代へつなぐIBM Bob(1分04秒)
- Bob ユーザーの声|AI活用と開発現場のリアル(1分32秒)












本記事は、株式会社イグアスが公開している『エンタープライズ向けAIコーディング・エージェント「IBM Bob」』の掲載内容の一部を再構成したものです。(編集部)