ホーム › フォーラム › お困りごとの助け合い › 保管ファイルを遠隔のシステムに復元するには
- このトピックには5件の返信、3人の参加者があり、最後に
イグアス次郎により2025-01-24 19:34:31に更新されました。
-
投稿者投稿
-
-
2025年1月23日 14:22 #9466
GOCUBSGO
参加者本社と地方の工場にそれぞれIBM Power(OSはV7R4)を設置しています。
本社のシステムでSAVEしたライブラリーを工場のシステムに物理メディアを使わずにリストアするには、本社側で保管したSAVFを遠隔へFTPで送って復元するしかないのでしょうか?何かもっとスマートな方法があればお教えいただけますと助かります。 -
2025年1月24日 09:33 #9470
こんにちは、現状どのあたりの操作を簡略化したいのか等、色々あるかもしれませんのでご参考ですが、
方法① SAVRSTOBJコマンドを使用する
SAVRSTOBJコマンドはローカルシステムでオブジェクトを保管し、続けてリモートシステムとして指定したシステムに保管イメージを転送・復元してくれるものです。
バリエーションにSAVRSTLIB, SAVRST, SAVRSTCHGなどがあります。
ただし、間のネットワーク帯域が狭い、送信するオブジェクトサイズが過大等の場合は処理時間が許容できるか等テストが必要だと思います。方法② 仮想テープ装置に保管媒体を変更する
こちらの場合は、おそらく現行のFTP等と同様なファイル転送操作が必要ですが、仮想テープ装置の保管イメージはIFS上のバイナリーイメージのファイルとして作成されるので、IBM i 以外の他システム(Windows, Linux等)と連携したファイル転送・共有ではより柔軟になるかもしれません。SAVF=IBM i 固有形式のファイルであるがゆえの制約、使いにくさなどが課題ならこちらも試す価値があるかもしれません。 -
2025年1月24日 09:35 #9471
上記参考リンクがうまく貼れないようなので、追加返信いたします。
方法① SAVRSTOBJコマンド
IBM docs のIBM i (旧 IBM i Inforcenter)で 保管/復元 (SAVRST) コマンド で検索してください。方法② 仮想テープ装置
Qiita で IBM i駆け出し日記:仮想テープの作り方と使い方 で検索してください。 -
2025年1月24日 09:58 #9469
こんにちは、現状どのあたりの操作を簡略化したいのか等、色々あるかもしれませんのでご参考ですが、
方法① SAVRSTOBJコマンドを使用する
SAVRSTOBJコマンドはローカルシステムでオブジェクトを保管し、続けてリモートシステムとして指定したシステムに保管イメージを転送・復元してくれるものです。
バリエーションにSAVRSTLIB, SAVRST, SAVRSTCHGなどがあります。
ただし、間のネットワーク帯域が狭い、送信するオブジェクトサイズが過大等の場合は処理時間が許容できるか等テストが必要だと思います。方法② 仮想テープ装置に保管媒体を変更する
こちらの場合は、おそらく現行のFTP等と同様なファイル転送操作が必要ですが、仮想テープ装置の保管イメージはIFS上のバイナリーイメージのファイルとして作成されるので、IBM i 以外の他システム(Windows, Linux等)と連携したファイル転送・共有ではより柔軟になるかもしれません。SAVF=IBM i 固有形式のファイルであるがゆえの制約、使いにくさなどが課題ならこちらも試す価値があるかもしれません。 -
2025年1月24日 09:58 #9467
おはようございます、
スマートな方法、とのことでどの辺を効率化?したいのかによると思いますがたとえば、方法① SAVRSTOBJ コマンドを使う
SAVRSTOBJコマンドはローカルシステムでオブジェクトを保管し、続けてコマンドで指定したリモートシステムに保管したオブジェクトを送信・復元します。SARVRSTOBJ, SAVRSTLIB, SAVRST (IFSオブジェクト用)、SAVRSTCHGなどバリエーションがあります。
参考:保管/復元 (SAVRST) コマンド https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.4?topic=commands-savrst-command方法② 仮想テープ装置にバックアップし、IFSに保管されたファイルをファイル転送他で他システムに転送
SAVFはIBM i 独自のオブジェクト形式なのでと他システム転送する際に操作がやや煩雑な場合があるのかもしれません。
その場合、仮想テープ装置を作成し、それの仮想テープボリュームにオブジェクトを保管するとバックアップイメージの実体はIFSのバイナリー形式のファイルになります。Windows, Linuxなどからも一般的なファイルとして操作可能でSAVFのような扱いにくさは無いと思います。この方法の場合、たとえばFTPで転送する等は現状と同じだと思うので転送の作り込みその他の制約が緩くなる、というものです。
参考:IBM i駆け出し日記:仮想テープの作り方と使い方 https://qiita.com/koga39chan/items/73dc0a2771125e43983f -
2025年1月24日 09:58 #9468
こんにちは、現状どのあたりの操作を簡略化したいのか等、色々あるかもしれませんのでご参考ですが、
方法① SAVRSTOBJコマンドを使用する
SAVRSTOBJコマンドはローカルシステムでオブジェクトを保管し、続けてリモートシステムとして指定したシステムに保管イメージを転送・復元してくれるものです。
バリエーションにSAVRSTLIB, SAVRST, SAVRSTCHGなどがあります。
ただし、間のネットワーク帯域が狭い、送信するオブジェクトサイズが過大等の場合は処理時間が許容できるか等テストが必要だと思います。参考:保管/復元 (SAVRST) コマンド https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.4?topic=commands-savrst-command
方法② 仮想テープ装置に保管媒体を変更する
こちらの場合は、おそらく現行のFTP等と同様なファイル転送操作が必要ですが、仮想テープ装置の保管イメージはIFS上のバイナリーイメージのファイルとして作成されるので、IBM i 以外の他システム(Windows, Linux等)と連携したファイル転送・共有ではより柔軟になるかもしれません。SAVF=IBM i 固有形式のファイルであるがゆえの制約、使いにくさなどが課題ならこちらも試す価値があるかもしれません。参考:IBM i駆け出し日記:仮想テープの作り方と使い方 https://qiita.com/koga39chan/items/73dc0a2771125e43983f
-
2025年1月24日 10:34 #9478
イグアス次郎
参加者SAVRSTLIBコマンドについて、補足させてください。 ※SAVRSTxxxコマンドも同様
(ネットワーク越しに相手のマシンに自身のライブラリーを復元する機能)このコマンドは、非常に便利なコマンドですが、ローカル/リモート間で
使用すると帯域を考慮必要があります。ただし、FTP転送をする必要が
あるのなら、同じような負荷になると思われます。SAVRSTLIBコマンドの実行前提要件。(現在の場合…)
1. OSオプションで、OPT-22 ObjectConnectが導入されている。(V5R4以降)
2. DSPNETAで、HPR トランスポート・タワー使用可能(ALWHPRTWR)が*YESになっている。
3. 双方でAPPC LINKTYPE(*HPRIP) がオンになっている事。
(双方のマシンでAPPCのCTLを作成し、オンにする。)
自身側作成例A
CRTCTLAPPC CTLD(相手名B) LINKTYPE(*HPRIP)
RMTINTNETA(相手IP,B) LCLINTNETA(‘*SYS’) RMTCPNAME(相手CP名B)
相手側作成例B
CRTCTLAPPC CTLD(相手名A) LINKTYPE(*HPRIP)
RMTINTNETA(相手IP,A) LCLINTNETA(‘*SYS’) RMTCPNAME(相手CP名A)
4. DRDA 、RMTJRNが実行できる事が望ましい。以上です。
-
-
投稿者投稿
- このトピックに返信するにはログインが必要です。