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保管ファイルを遠隔のシステムに復元するには

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    • #9466
      GOCUBSGO
      参加者

      本社と地方の工場にそれぞれIBM Power(OSはV7R4)を設置しています。
      本社のシステムでSAVEしたライブラリーを工場のシステムに物理メディアを使わずにリストアするには、本社側で保管したSAVFを遠隔へFTPで送って復元するしかないのでしょうか?何かもっとスマートな方法があればお教えいただけますと助かります。

    • #9469
      gomAnomalocaris
      参加者

      こんにちは、現状どのあたりの操作を簡略化したいのか等、色々あるかもしれませんのでご参考ですが、

      方法① SAVRSTOBJコマンドを使用する
      SAVRSTOBJコマンドはローカルシステムでオブジェクトを保管し、続けてリモートシステムとして指定したシステムに保管イメージを転送・復元してくれるものです。
      バリエーションにSAVRSTLIB, SAVRST, SAVRSTCHGなどがあります。
      ただし、間のネットワーク帯域が狭い、送信するオブジェクトサイズが過大等の場合は処理時間が許容できるか等テストが必要だと思います。

      参考:保管/復元コマンド SAVRST

      方法② 仮想テープ装置に保管媒体を変更する
      こちらの場合は、おそらく現行のFTP等と同様なファイル転送操作が必要ですが、仮想テープ装置の保管イメージはIFS上のバイナリーイメージのファイルとして作成されるので、IBM i 以外の他システム(Windows, Linux等)と連携したファイル転送・共有ではより柔軟になるかもしれません。SAVF=IBM i 固有形式のファイルであるがゆえの制約、使いにくさなどが課題ならこちらも試す価値があるかもしれません。

      参考:IBM i駆け出し日記:仮想テープの作り方と使い方

    • #9478

      SAVRSTLIBコマンドについて、補足させてください。 ※SAVRSTxxxコマンドも同様
      (ネットワーク越しに相手のマシンに自身のライブラリーを復元する機能)

      このコマンドは、非常に便利なコマンドですが、ローカル/リモート間で
      使用すると帯域を考慮必要があります。ただし、FTP転送をする必要が
      あるのなら、同じような負荷になると思われます。

      SAVRSTLIBコマンドの実行前提要件。(現在の場合…)
      1. OSオプションで、OPT-22 ObjectConnectが導入されている。(V5R4以降)
      2. DSPNETAで、HPR トランスポート・タワー使用可能(ALWHPRTWR)が*YESになっている。
      3. 双方でAPPC LINKTYPE(*HPRIP) がオンになっている事。
       (双方のマシンでAPPCのCTLを作成し、オンにする。)
        自身側作成例A
        CRTCTLAPPC CTLD(相手名B) LINKTYPE(*HPRIP)
          RMTINTNETA(相手IP,B) LCLINTNETA(‘*SYS’) RMTCPNAME(相手CP名B)
        相手側作成例B
       CRTCTLAPPC CTLD(相手名A) LINKTYPE(*HPRIP)
          RMTINTNETA(相手IP,A) LCLINTNETA(‘*SYS’) RMTCPNAME(相手CP名A)
      4. DRDA 、RMTJRNが実行できる事が望ましい。

      以上です。

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