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iBIアライアンスはIBM i 市場における最強の専門家集団として、常にお客様システムのあるべき姿を研究し、技術的な研鑽を重ねています。第4回はWindows系のアプリケーションではおなじみのメニューバーの実装についてご紹介します。
iBIアライアンスはIBM i 市場における最強の専門家集団として、常にお客様システムのあるべき姿を研究し、技術的な研鑽を重ねています。当連載ではこれまでカーソル制御に関する画面キーワードをご紹介しましたが、カーソル制御以外にも沢山の有効利用可能なキーワードがあります。その中から簡単に使えて、画面イメージの刷新やオペレーションの向上につながるものをピックアップしてご紹介します。
iBIアライアンスはIBM i 市場における最強の専門家集団として、常にお客様システムのあるべき姿を研究し、技術的な研鑽を重ねています。 参加11社は主軸とする事業領域や得意技術はそれぞれ異なるものの、IBM i への特別な思い入れと市場への強い危機感を共有しています。 そんなグループが今後を見据えて定期的に開催している「勉強会」・・・IBM i の「これから」に必ず役立つ技術を習得する場で紹介されている内容の一部を連載形式でご紹介します。 第2回はホットスポットの活用についてご紹介します。 ホットスポットの活用 ホット・スポットとは、左マウス・ボタンのダブルクリックでコマンドまたは機能を実行できる、セッション・ウィンドウの領域の事です。画面上のホット・スポット指定されたエリアで、左マウス・ボタンを押すと、プログラムに制御を戻さずにエミュレータで機能を実行するという機能です。ホットスポットには下記の4つがあります URLホット・スポット ファンクション/数字ホット・スポット マクロ・ホット・スポット コマンドの指示と選択 ここではACSで新たに追加された「URLホットスポット」と以前からあった「ファンクション/数字ホット・スポット」を紹介します。 1.ファンクション/数字ホット・スポット このホットスポットはACSが登場する以前からありました。既に活用している方もいるかと思います。これはファンクションキーを押す代わりにマウスで操作が可能となります。 詳細はヘルプをご覧いただくとして、まずは、「PFnn」「FPnn」「Fnn」「nn」のいくつかにチェックをいれて、「3-Dボタンで表示」にチェックを入れてOKしてみてください。画面上に反転された部分が表示されたと思います。この部分がホットスポットのエリアとなります。 「PFnn」「FPnn」「Fnn」「nn」のどれにチェックを入れるかによって、反転部分が変わります。 この反転部分にマウスカーソルを移動すると、カーソルの形が「指さしカーソル」に変化し、クリックで機能を開始する事ができます。 「3-Dボタンで表示」のチェックを外すと反転表示は無くなり、カーソルの形も変わりませんが、ホットスポットの機能は活きています。但し、クリックではなく、ダブルクリックする事になります。
iBIアライアンスはIBM i 市場における最強の専門家集団として、常にお客様システムのあるべき姿を研究し、技術的な研鑽を重ねています。 参加11社は主軸とする事業領域や得意技術はそれぞれ異なるものの、IBM i への特別な思い入れと市場への強い危機感を共有しています。 そんなグループが今後を見据えて定期的に開催している「勉強会」・・・IBM i の「これから」に必ず役立つ技術を習得する場で紹介されている内容の一部を連載形式でご紹介します。 はじめに AS/400というホストが誕生し、名称を変えながらも後継機が登場し30年以上となります。その間に追加された膨大な機能はすべてを紹介できませんし、それは我々のミッションではないと思いますので、その中から「大変役立つのに認知度が低く、あまり使われていないと思われるもの」を、我々の判断で選定し、広く活用していただきたいと考えています。したがって、マニュアル等を詳細に説明するものではありませんのでご了承下さい。IBM i の利用にあたっての参考にしていただければ幸いです。 取り上げる内容としては大まかに以下を予定しております。 画面イメージの刷新 マウス操作などの操作性の向上 開発生産性、保守性の向上 将来的な拡張性など それではさっそく「簡単モダナイゼーション」画面イメージの刷新からご紹介しましょう。 ①簡単モダナイゼーション その1 ACS(Access Cliebt Solutions for i)の設定だけで、簡単モダナイゼーション ◆ACSには多くの機能があります。ここでは、エンドユーザーが日頃最も利用するエミュレータの機能の中から設定を変更するだけで、従来の古臭いと言われる画面を刷新する方法をご紹介します。 エミュレータ画面の外観に関する設定には下記のようなものがあります。 1.画面配色の刷新 画面のイメージと言えばやはり配色です。 エミュレータ画面は、背景色だけでなく、フィールドの色なども個々に変更する事ができます。 背景やフィールド色を変更するには、メニューバーの「表示色の設定」または、「編集」→「設定」→「外観」→「カラー」から行います。 色の指定は、下記のプリセットされたカラーやカスタムでプリセット以外の色を作成して使う事もできます。ご承知の通り、初期値は"黒"になっています。