連載一覧 Serials
RPGアプリの将来を保証するということは、単に現行のRPGアプリが将来に渡って動作し続けることを保証することではありません。これは、時の経過と共に変化するビジネスルールやビジネスモデルに合わせ、迅速に必要な修正や機能追加ができるようにRPGプログラムの構造を変革することではじめて達成できることです。その鍵となる7つの基本方針についての解説記事をご紹介します。
IBM i 7.4 TR4で、新たな3つのRPG組み込み関数が発表されました。これらの関数の機能およびその提供意図について、ジョン・パリス氏が例題を含めて解説しています。
RPGプロトタイプの基本事項ならびにその有用性については、既に「【第24回】RPGのプロトタイプの威力」という記事でご紹介しました。今回はその続編として、パラメータとしてデータ構造やファイルを渡すといった、更に高度なプロトタイプの活用法についてご紹介します。
今回はIBM iの統合ウェブサービス(IWS)を利用したRPGによるウェブサービスの構築方法についての基礎を解説します。IWSを使うことで、既存のRPGプログラムを容易にウェブサービスに仕立て直せる上に、RPGからもそれを呼び出せるという点は、IBM iユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう
ウェブサービスは、現代のITアプリケーション構築における基本的かつ標準的なものとなっています。2回にわたり、IBM iによるウェブサービス構築に関する記事をお届けします。RESTサービス入門のさらに入り口ともいうべき内容です。「いまさら聞けないIBM iのRESTサービス」的な記事としてお読みいただきたいと思います。
今日のITシステムでは様々なシステムとのデータ交換機能が欠かせません。RPGによるXMLデータの処理にはXML-INTOが役立ちましたがその他の形式のデータ処理をRPGで行うにはどうすれば良いのでしょうか?その答えはDATA-INTO命令にあります。
この連載の【第2回】と【第3回】で、RPGで様々な形式のデータを処理できるようにする新しい命令DATA-INTOをご紹介しました。しかし標準のパーサーは学習のためのもので、汎用性に富んではいません。そこで今回は実用的なパーサーYAJLINTOをご紹介します。
今回は既存RPGプログラムを改造して複数のレコード(結果セット)を返すストアドプロシージャを作る方法を解説しています。いささか古い記事ではありますが、今回の解説にあるような複雑な処理を行った複数の結果を一度に返すストアドプロシージャは、より幅広いアプリケーションへの応用が期待できます。
近年IT関係者を悩ませているのが「2025年の崖」問題。その一つの要因であるIT人材の大量引退にどう対処するかお悩みの方も多いと思います。本記事では、開発言語をFF RPGに移行することでそうした状況を打破する戦略が有効であることを述べています。自社のIBM iおよびRPGの将来をどうするかお悩みの方はご一読ください。
「RPGは古い」と思っている方、本当に「現代のRPG」をご存知でしょうか?現代のアプリケーションを構築するという要求に応えるべく、RPGは弛まず進化し続けています。今回は、「現代のRPG」および近年盛んに喧伝されているモダナイゼーションの意義についての洞察を与えてくれる記事をご紹介します。
RDiはIBM iのプログラム開発の標準的開発環境になってきています。今回は特に開発生産性に焦点を当てたRDiのお奨めポイントについてご紹介します。
プログラムのILE化において、汎用性の高い複数のモジュールを集めて1つのサービスプログラムとして提供することはILE化の利点を享受する基本の1つと言えますが、現実には1つのモジュールだけからなるサービスプログラムという構造が多いです。本記事は誤解を払拭しサービスプログラムへの理解を深め、活用に役立つものになっています。
外部システムからIBM iのビジネスロジックにアクセスさせる方法の1つとして、既存のRPGロジックを利用してストアドプロシージャ化し、外部システムからSQLリクエストでこれを呼び出すことが考えられます。本記事は、その方法について簡潔に説明しており、外部システムとIBM iの連携処理を考えている方に大いに参考になるものと思われます。
プロトタイプは、ほとんどのRPGプログラマーが少しは知っている話題です。なぜなら、プロトタイプはフリーフォームRPGでのプログラムコーディングとプロシージャの呼び出しに必要だからです。しかし、プロトタイピングとその真価を多くの人が十分に理解していないことに私たちは気付いています。
「ILEの観点からすると、データベースに対するインターフェースは沢山ありますが、PASEの観点からすると、これらのインターフェースには常に幾つかの弱点がありました。」とオープンソース、PASE、IBM i Access ODBCに関するアドバイザリー・ソフトウェアエンジニアのケビン・アドラー氏は語ります。
IBM iの専門家ジョン・パリスとスーザン・ガントナーが、データ構造と監査要求への対応について有用なヒントを共有します。
増々多くの組織でRational Developer for i (RDi)が、RPGプログラマー向けの開発プラットフォームとして5250のエディターに置き換ってきています。
この記事では、配列のロードと検索について検討しています。私達の意図は、最近OSSILeオープンソース・コレクションに追加されたArraylistのようなアドオン・ライブラリーによって提供される、ずっと多様で柔軟な配列機能ではなく、RPGの組み込み機能に注目することです。