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2026.04.28
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【MONO-X One特別企画】ノーコード開発ツールは、IBM i ユーザーが直面する課題の解決策になるか

【MONO-X One特別企画】ノーコード開発ツールは、IBM i ユーザーが直面する課題の解決策になるか

本記事は、株式会社イグアスのソリューション営業部が企画したもので、全3回を予定している連載記事の初回となります。(編集部)

IBM iを取り巻く課題と、日本IBMが提示した解決策

2024年に日本IBMが発表したIBM i施策メッセージの第1弾「貴社におけるIBM iへの懸念 (DX・技術者・後継者) を、日本IBMが払拭します。」は、「技術者不足」と「後継者」の課題に焦点を絞った内容でした。実施された取り組みは以下の4つです。

  1. IBM i 技術者の橋渡し
    販売パートナーである IBM ビジネスパートナーと協力して、お客様が要望する内容に適合する技術者との橋渡しを行います。
  2. IBM i スキルリソースのプール化
    ソリューション・ベンダーや開発会社と連携し、各社が保有するスキルリソースを把握して、「IBM i 技術者プール」としてプール化。お客様は、要望内容に適合する技術者を「IBM i 技術者プール」から効率的に見つけられるようになります。
  3. IBM i アプリケーションのモダナイズ・スキルを持つ技術者の育成
    販売パートナーである IBM ビジネスパートナーと協力して、お客様が要望する内容に適合する技術者との橋渡しを行います。
  4. IBM i 若手技術者同士による技術の研鑽
    若手技術者同士が技術を研鑽し、DX に役立つ最新の技術を習得するための活動を支援して、持続可能な IBM i の未来を築きます。

特に、「IBM i 技術者の橋渡し」と「IBM i 技術者プール」は、「後継者」の課題もさることながら、稼働中のアプリケーションの維持以上のこと(利用部門の要請に基づく追加開発など)への対応を可能とし、「技術者不足」が喫緊の課題であったお客様にとっての解決策となりました。

一方、2025年に提唱されたIBM i 施策メッセージの第3弾「IBM iによるDXのすすめ」が示す通り、「技術者不足」に端を発する課題への解決手段は「IBM i 技術者プール」のような人的リソースだけではありません。豊富に存在するIBM i 対応のDXソリューション製品(IBM i 対応のソフトウェアやツール)を戦略的に活用することで、人的リソースへの依存を最小限に抑えながら、より本質的な課題解決が可能になります。
【参考】DXソリューション一覧

DXソリューション製品の活用には、以下のようなメリットがあります。

  • アプリケーションの可視化
    ブラックボックス化した資産をツールによって解析することで、新人や若手技術者がシステム構造を理解できる環境を実現できます。
  • アプリケーションの開発効率の向上
    ノーコード開発ツールもしくはローコード開発ツールを導入することで、システム開発の経験がない現場社員による業務アプリケーションの構築が可能になります。このような市民開発(Citizen Development)をツールによって実現することで、IT部門にかかる負荷を大幅に削減できます。
  • 既存資産を活かした迅速な連携
    IBM i 標準のREST-API機能や連携ソリューションを用いることで、IBM iで稼働中のアプリケーションは更新せずに、クラウド・サービスやチャットボットとの接続を短期間かつ低コストで実現できます。

自社の課題に最適なソフトウェアやツールを選択し、アプリケーションを可視して開発効率を高めることは、「技術者不足」という壁を乗り越える一助となります。

日本IBMが施策メッセージの第1弾と第3弾で提示した2つの解決策を、実際にどのように活用するかが、お客様の今後のIBM i 活用における鍵となるでしょう。

課題解決を目指す選択肢の1つ、ノーコード開発ツール「MONO-X One」

前章の「アプリケーションの開発効率の向上」で言及されている、現場社員による業務アプリケーションの構築を可能とするノーコード開発ツールとローコード開発ツール。

システム部門に頼ることなく在庫照会の仕組みを構築した協和自動車株式会社は、ノーコード開発ツールである「MONO-X One」の導入によって、同業他社に遅れをとることなく、在庫照会のオンライン化を実現しました。
【詳細】現場のひらめきと生成AIが動かしたDX─協和自動車の“電話・FAX”業務効率化ストーリー

入出庫・配送管理のシステム化を検討していた丸八倉庫株式会社では、ローコード開発ツールを用いる場合は拠点数が増えるに従ってコストが増加することが判明。「費用面では拠点数が増えても問題なく、機能的にもこれでいけるとの感触」があったことから、ノーコード開発ツールである「MONO-X One」を採用し、短期間(4ヵ月)で本番運用を開始しました。
【詳細】少量多品種の入出庫がひんぱんな新規システムをノーコード開発ツールで短期開発、コスト低減も実現 |丸八倉庫株式会社


両社が採用したノーコード開発ツール「MONO-X One」は、日本IBMのIBM i 施策メッセージの第3弾で示されたDXソリューションの1つです。

「MONO-X One」は、プログラミングの知識がなくても企業間の取引向けの業務アプリケーションを開発できます。そして、その特長は、「ノーコード開発」、「基幹システムとの直接連携」、そして、クラウド・サービスとしての提供なので「社内外からアクセス可能」の3点であると、MONO-X社は紹介しています。

「基幹システムとの直接連携」については、API連携を必要としないことが特筆すべき点であり、データベースはDb2 for i(IBM i)、SQL Server、Oracle、PostgreSQL、MySQLに対応。その中でもDb2 for iとの親和性が高く、IBM iにおける既存のCLやRPGのプログラムを活用しながらWebアプリケーションを構築できます。

「ノーコード開発」については、例えば、照会画面であれば、3ステップ(実行スキーマの定義作成、画面レイアウトと検索条件の設定、公開設定)でリリースが可能であるに加え、マウス操作だけでデータ連携までを完了できます。


「社内外からアクセス可能」はクラウド・サービスを念頭においた特長ですが、実は、IBM iをご利用のお客様の場合は、オンプレミスのIBM Powerサーバー上のIBM i 環境に「MONO-X One」を導入して利用することも可能です。

IBM iを取り巻く「技術者不足」の課題を、「IBM i 技術者の橋渡し」と「IBM i 技術者プール」で解決することもできますが、本章の冒頭で紹介したように導入事例がある「MONO-X One」のようなノーコード開発ツールの導入で解決することも可能でしょう。

また、システム開発の経験がない現場社員が「MONO-X One」を用いた市民開発を行うことは、実務で使いやすいシステム構築への近道と言えるかもしれません。

株式会社イグアスの「MONO-X One」への取り組みと体制

総代理店として、「MONO-X One」をIBM iをご利用のお客様に提供する役割を担っているのが、IBM製品の付加価値ディストリビューターである株式会社イグアスです。
【ニュースリリース】2025年5月8日:イグアス、MONO-Xと提携 ” 誰でも作れる “ノーコード開発業務支援ツール『MONO-X One』を独占販売

株式会社イグアスは、国内600社以上のビジネスパートナーのネットワークを通じて、「MONO-X One」の販売および支援活動を展開しています。

主な取り組みと体制は、以下の通りです。

取り組みの柱 具体的内容
販売チャネル展開 国内600社以上のビジネスパートナーのネットワークを通じた販売推進
IBM i ユーザーへの訴求 「IBM i ユーザーのためのノーコード業務支援ツール」として情報発信
導入形態の提案 クラウド型/オンプレミス型(IBM i へ直接導入)の両形態を柔軟に提案
開発代行サービス 「MONO-X One」を用いたアプリケーションの開発代行サービスを提供
トライアル支援 無料トライアルの実施、操作説明・問い合わせ対応を通じた内製化支援を展開
料金プラン最適化 スタータープラン(月額10万円~/同時ログインID 10まで)を含む個別最適プランの提案

本記事のまとめと次回以降について

本記事にて紹介してきたように、日本IBMの施策(人+ツールの両輪)、「MONO-X One」 (基幹連携ノーコードSaaS)、総代理店である株式会社イグアスの販売・支援体制(国内のビジネスパートナーのネットワーク) という3層の枠組みは、IBM iをご利用のお客様が抱える「技術者不足」の課題に対する実用的な解の1つになりつつあります。

ただし、IBM iをご利用のお客様の環境や現場は各社ごとに異なります。「MONO-X One」を真に価値ある形で届けるためには、ビジネスパートナー各社が強みと知見を活かしてお客様と伴走することが欠かせません。

本連載では、次回以降、「MONO-X One」に注力するパートナー企業を紹介してまいります。

  • なぜ、数あるソリューションの中から「MONO-X One」に注力することにしたのか
  • 「MONO-X One」のどこに魅力を感じているのか
  • どのような業種・業務領域を得意としているのか
  • 実際の導入事例では、お客様にどのような変化をもたらしたのか

各社それぞれの「強み」と「MONO-X Oneに賭ける理由」を、現場の声とともにお届けしまので、どうぞご期待ください。

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