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押さえておきたい!RPGの新機能

IBM i ユーザーの一番の関心事『RPGは死んだのか?』に対し、RPGプログラミングの世界的権威スーザン・ガントナーとジョン・パリスは「死せる言語にしては悪くない」と言及しています。その根拠をこの10年のRPGの機能拡張から解説し、次の10年を予測します。
最初に「RPGの新たな10年を祝う」をお読みいただき、その文中で言及されている個々の機能については、それぞれを詳細に解説している記事をご参照ください。
RPGの最近のトレンドからご自身のRPGアプリ拡張の可能性を探ってみてはいかがでしょうか?当シリーズにてぜひRPGの”最新能力”に触れてみてください。

押さえておきたい!RPGの新機能

連載一覧 Serials

2021.10.22
【第36回】RPGアプリケーションの将来を保証する7つの鍵

RPGアプリの将来を保証するということは、単に現行のRPGアプリが将来に渡って動作し続けることを保証することではありません。これは、時の経過と共に変化するビジネスルールやビジネスモデルに合わせ、迅速に必要な修正や機能追加ができるようにRPGプログラムの構造を変革することではじめて達成できることです。その鍵となる7つの基本方針についての解説記事をご紹介します。

2021.10.01
【第35回】RPG組み込み関数の最新情報

IBM i 7.4 TR4で、新たな3つのRPG組み込み関数が発表されました。これらの関数の機能およびその提供意図について、ジョン・パリス氏が例題を含めて解説しています。

2021.09.14
【第34回】RPGプロトタイプをもっと活用する

RPGプロトタイプの基本事項ならびにその有用性については、既に「【第24回】RPGのプロトタイプの威力」という記事でご紹介しました。今回はその続編として、パラメータとしてデータ構造やファイルを渡すといった、更に高度なプロトタイプの活用法についてご紹介します。

2021.08.19
【第33回】IWSを使ってウェブサービスを作る

今回はIBM iの統合ウェブサービス(IWS)を利用したRPGによるウェブサービスの構築方法についての基礎を解説します。IWSを使うことで、既存のRPGプログラムを容易にウェブサービスに仕立て直せる上に、RPGからもそれを呼び出せるという点は、IBM iユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう

2021.07.21
【第32回】RESTが必要? – RPGでRESTウェブサービスを構築する –

ウェブサービスは、現代のITアプリケーション構築における基本的かつ標準的なものとなっています。2回にわたり、IBM iによるウェブサービス構築に関する記事をお届けします。RESTサービス入門のさらに入り口ともいうべき内容です。「いまさら聞けないIBM iのRESTサービス」的な記事としてお読みいただきたいと思います。

2021.07.08
【第31回補足】RPGでのデータ処理にDATA-INTO命令を使う

今日のITシステムでは様々なシステムとのデータ交換機能が欠かせません。RPGによるXMLデータの処理にはXML-INTOが役立ちましたがその他の形式のデータ処理をRPGで行うにはどうすれば良いのでしょうか?その答えはDATA-INTO命令にあります。

2021.07.08
【第31回】YAJLとDATA-INTOの出合い

この連載の【第2回】と【第3回】で、RPGで様々な形式のデータを処理できるようにする新しい命令DATA-INTOをご紹介しました。しかし標準のパーサーは学習のためのもので、汎用性に富んではいません。そこで今回は実用的なパーサーYAJLINTOをご紹介します。

2021.06.14
【第30回】RPGをストアドプロシージャとして再利用する -パート2-

今回は既存RPGプログラムを改造して複数のレコード(結果セット)を返すストアドプロシージャを作る方法を解説しています。いささか古い記事ではありますが、今回の解説にあるような複雑な処理を行った複数の結果を一度に返すストアドプロシージャは、より幅広いアプリケーションへの応用が期待できます。

2021.05.28
【第29回】引退するRPG開発者の置き換えは意外に簡単

近年IT関係者を悩ませているのが「2025年の崖」問題。その一つの要因であるIT人材の大量引退にどう対処するかお悩みの方も多いと思います。本記事では、開発言語をFF RPGに移行することでそうした状況を打破する戦略が有効であることを述べています。自社のIBM iおよびRPGの将来をどうするかお悩みの方はご一読ください。

2021.04.27
【第28回】RPGが実際的価値を持ち不可欠であり続ける理由

「RPGは古い」と思っている方、本当に「現代のRPG」をご存知でしょうか?現代のアプリケーションを構築するという要求に応えるべく、RPGは弛まず進化し続けています。今回は、「現代のRPG」および近年盛んに喧伝されているモダナイゼーションの意義についての洞察を与えてくれる記事をご紹介します。

2021.04.27
【第27回】私のお気に入り – 5つのRDi生産性向上機能

RDiはIBM iのプログラム開発の標準的開発環境になってきています。今回は特に開発生産性に焦点を当てたRDiのお奨めポイントについてご紹介します。

2021.04.08
【第26回】サービスプログラムとシグネチャ

プログラムのILE化において、汎用性の高い複数のモジュールを集めて1つのサービスプログラムとして提供することはILE化の利点を享受する基本の1つと言えますが、現実には1つのモジュールだけからなるサービスプログラムという構造が多いです。本記事は誤解を払拭しサービスプログラムへの理解を深め、活用に役立つものになっています。

2021.04.08
【第25回】RPGをストアドプロシージャとして再利用する

外部システムからIBM iのビジネスロジックにアクセスさせる方法の1つとして、既存のRPGロジックを利用してストアドプロシージャ化し、外部システムからSQLリクエストでこれを呼び出すことが考えられます。本記事は、その方法について簡潔に説明しており、外部システムとIBM iの連携処理を考えている方に大いに参考になるものと思われます。

2021.02.26
【第24回】RPGのプロトタイプの威力

プロトタイプは、ほとんどのRPGプログラマーが少しは知っている話題です。なぜなら、プロトタイプはフリーフォームRPGでのプログラムコーディングとプロシージャの呼び出しに必要だからです。しかし、プロトタイピングとその真価を多くの人が十分に理解していないことに私たちは気付いています。

2021.02.26
【第23回】主要基幹業務のモダナイゼーションに役立つODBCドライバー

「ILEの観点からすると、データベースに対するインターフェースは沢山ありますが、PASEの観点からすると、これらのインターフェースには常に幾つかの弱点がありました。」とオープンソース、PASE、IBM i Access ODBCに関するアドバイザリー・ソフトウェアエンジニアのケビン・アドラー氏は語ります。

2021.02.03
【第22回】RPGで独自の監査要件に対応する -データ構造の活用-

IBM iの専門家ジョン・パリスとスーザン・ガントナーが、データ構造と監査要求への対応について有用なヒントを共有します。

2021.02.03
【第21回】RPG開発者達がRDi採用の動き‐その理由は?

増々多くの組織でRational Developer for i (RDi)が、RPGプログラマー向けの開発プラットフォームとして5250のエディターに置き換ってきています。

2021.01.07
【第20回】RPGの基礎:配列

この記事では、配列のロードと検索について検討しています。私達の意図は、最近OSSILeオープンソース・コレクションに追加されたArraylistのようなアドオン・ライブラリーによって提供される、ずっと多様で柔軟な配列機能ではなく、RPGの組み込み機能に注目することです。

2020.12.15
【第19回】RPG可変長フィールド入門

初めて可変長フィールドについて記事を書いたのは2002年に遡ります。多くの理由でこのトピックを再考するのに良いタイミングだと確信しました。

2020.12.15
【第18回】sshによるIBM iからPCプログラムの実行 ‐ セキュアなRUNRMTCMDの代替策 ‐

PCのOSをWindows10に、あるいはサーバーPCのOSをWindows 2019に更新し始めるにつれ、それらの新しいOS上でIBM Client Access for Windowsがサポートされないことに気付くでしょう。単純な解決策はIBM i Access Client Solutionsに移行することです。